endzweckはドイツ語です

ドイツでの初ライブ。ライブハウスに着いてすぐにフライヤー発見。なぜかドーモ君が(笑)。

コマドレのフライヤーも貼ってあったのを見つけた。ふと窓枠を見ると、見慣れたVEGANの文字。マシューがフューネラルかフーコールズで来てる証拠発見(笑)

今日はDADOES?とツーマン。

食事してリハ。今までのライブはDADOES?のアンプのパワー不足&生音のため、外音はもちろん中音もおっくんの音が小さかった。ギターアンプを極端に前に出したりと工夫したら自分の音以外が全く聞こえなかったり。
でも今日はタムにマイクが立ってるし、アンプにもマイクが立ってる。結果、すげーやりやすかった。

で、リハ後にキッカーをやったらPAの人が異常にうまかったので、勝手に「マスター」とあだ名をつけて名前も聞かずにマスターと呼び続けた(笑)

ライブも今まで聞こえなかったギターの音が聞こえたし、良かった。アンコールも2回もらって今までで1番反応が良かった気がする。

ライブ後にお客さんとたくさん話したのもこっちに来て初めてかも。

案の定、なぜバンド名がドイツ語なのか聞かれたりした。バンド始めてしばらくしてモアイ君がバンド名をドイツ語からとったものに変えた時、まさかドイツでライブやるなんて思わなかったなぁ。

そういえば、2005年のアメリカツアー初日のライブに来てくれてた人がいてビックリした。帰ったらツアーDVDと初日のDVDに映ってるかチェックしようかな(笑)

で、今日はPAの「マスター」の家に泊めてもらった。リビングでマスターとやまちゃんと平山とたくさん話した。コマドレもマスターの家に泊まってウェスと一晩中バカ話したらしい。コマドレの初期衝動全開のライブはどこでも衝撃的みたいだ。

ヨーロッパに来てから全てのライヴで食事と飲み物が用意されている。こっちでは普通の事らしいけど、すごい事だなーと思う。日本とはまるでシステムが違う。食事、飲み物、人件費なんて、どう考えてもチケット代だけではペイ出来ない。さらにバンドにギャラをくれる訳で、信じられない。そんな事をマスターに聞いたりした。

マスターはPAでお金を一切もらってない。他に仕事があるし、お金をもらわない事は大したことじゃないって言ってた。メインストリームになれるような音でもない、ポップじゃないシーンをサポートする事は楽しいじゃないか。それが全てだって。お金なんてDIYで生活すればかからないよって。例えば壊れた物は買い換えじゃなくて修理。修理もネットで調べて出てきたら店に出さずに自分でやる。そう言ってた。

マスターが寝た後も平山とやまちゃんと朝まで話したけど、日本とこっちの価値観の違いってすごく大きいと思う。マスターもそうだしDADOES?メンバーもそうだし、コマドレ達もそうだけど、なんつーか質素だけどすごい豊かな感じがする。

今回のツアーはなんか感傷的なのか、すごく感じる事、考える事が多い。いま感じてる事を日本に帰ったら実践してみようと思う。

移動の車内で、携帯で書いてるから後で読んだら意味不明かもなぁ。