にゃんにゃんにゃん

2/22はにゃんにゃんにゃんで猫の日らしい。なんのこっちゃ。

うちにはグディ(通称:ぐっちゃん)とランチ(通称:ランちゃん)と2人の猫がいる。両方とも旧事務所(サンプラーのジャケにもなったシャッターのあったとこ)にいたときに拾った(捕獲した?)。

旧事務所の向かいの家の軒下で10匹以上の子猫が生まれてるのを見つけ、たやさんと「捕まえて去勢してあげよう」て事で、えさで釣ったり、行く手をふさいでみたりしたけど、みんな素早くて捕まえられず、文具店で魚用の網を買ってきて捕まえたのがぐっちゃん。捕まえてみたものの、風邪ひいてたみたいで目ヤニがひどくて左目開いてないし、以上にブサイクだった。とりあえず動物病院に連れて行って薬やら目薬やらもらって、体を治して去勢してから放してやろうなんて思ってたら、目ヤニなくなったら異常にかわいいし、情も移って飼うことにした。餌付けして捕獲・去勢しようと思ってたグリとグラとぼくらが呼んでいる猫たちが親っぽいのでグディという名前をたやさんが付けた。

ランチはぐっちゃんを捕獲してしばらくしてから、たやさんが旧事務所の近所で拾ってきた。人懐っこくて寄ってきたから捕まえたけど持ち帰って良いか?ってメールがたやさんから来たような気がする。で、名前をなんにしようって考えてた時がちょうど PUNCH / LOMA PRIETA のツアー中で、アメリカ人の誰だかが LUNCH って名前を付けてくれた。

世の中の飼い猫達ってオスは去勢、メスは避妊をするそうだ。うちは2人ともオスなので、去勢が必要ってことになる。去勢手術を受けないと、自分の縄張りに臭いを残すためにくさいおしっこをするスプレー行動ってのをするらしい。これが洗ってもなかなか落ちなかったりと大変らしい。あとはサカリの時期になると大きな声で鳴いたり、イライラして暴れたりするそうな。

どうも最近ぐっちゃんがスプレー行動をしだしたり、ここ1ヶ月くらいランチとジャレると尋常じゃないくらいお互いの毛をむしっちゃってたり、ぐっちゃんはサカった声で鳴くしで、今日、とうとう去勢手術をした。

飼うって時点で自由を奪って野良で生きるのとは違う人生を歩ませちゃってる訳だけども、生殖機能を奪うってのは非常に罪深いように感じるし、自分に置き換えたら絶対嫌だと思ったから、出来ることなら去勢はせずに生殖機能を残して飼い続けたいと思っていた。でもスプレー行動をするようになったり、問題ありそうなら去勢しようとたやさんと約束してたし、ぐっちゃんの為にもなったと思い込みたいけど若干の葛藤はある。どうせ去勢することになるのであればスプレー行動とかサカる声出す前にやるべきだったなーとの後悔もある。

朝預けて、夕方19時に引き取って連れて帰ったら、帰りの車から泣き声が変だし、家について放しても麻酔が残ってるからかまっすぐ歩けないし、座ったところに血がにじむし、全く元気ないしで、見てたらなんだか泣けてきた。獣医さんから今日明日はごはんもあまり食べないかもしれないし、タマがなくなったので凹んでると思いますとは聞いていたけど、なんか見てられない感じ。

自分も抜歯のせいか頭痛くなるしでソファで仮眠したりしたけど、22時頃にどうもお腹がすいたっぽい仕草をするのでごはんをあげたらがっついて食べてたので一安心。さすが食いしん坊。